会社をやめようとしたら引き止めされた!【その誘いには絶対乗るな】
会社をやめようとしているが、引き止めに合っている方:
・上司からずっと引き留められていて、なかなかやめられない。どうしたらいいものか・・・
今回はこのような悩みについて解説致します。
会社をやめようとしたら引き止めされた!【その誘いには絶対乗るな】
会社をやめようとした際、
「ちょっと待ってくれ」
「給料を増やすから遺留してくれ」
みたいな、引き止めにあうことってよくありますよね。
その場合、どうしたらよいでしょうか。
それは、「その誘いには絶対乗るな!」です。
なぜなら、会社側は、本人のことよりも、会社側の都合しか考えていない可能性が高いからです。
なぜ会社が引き止めるかを理解すべき
会社が自分が辞めるのを引き止める理由は何でしょうか。
大体は、退職者が出ると、上司の評価が下がるからです。自分の組織から人が減るとは何事だ!と言う感じで。
なので、会社があなたを引き止めるのは、会社のためであってあなたのためではないのです。
引き止め工作で残留して、いいことありますか?
仮に、上司からの引き止めが非常に前向きな理由であり、その話に乗せられて、まんまと会社に残留してしまった場合、その後のその会社での人生ってどうなっちゃうんでしょうね。
一度やめようとしているわけだから、上からの評価も上がりづらいのではないでしょうか。
とは言え、例えそうだとしても、その上司の本心ってわからないですよね。
面では、感情を顔に出して引き止めようとしていても、裏では、単に自分の保身しか考えていないと言うこともよくあるからです。
なので、「上司の考えていること=会社のため、または自分の保身のため」と、考え、引き留め工作で残業してもいいことがないのではないでしょうか。
ここまで読むと、
「よし。なら上司が何を言おうと、自分の好きなタイミングでやめてしまおう」と、思うかもですが、期間限定で残留するのはありだと思います。
なぜなら、引継ぎが間に合わないとか、後任がまだ入っていないなど、企業からのどうしてもと言う理由があるからです。
そのような理由でしたら、会社や上司にもお世話になっている事だし、まぁ少しは残留しても良いのではないでしょうか。
ただし、期限をきちんと設定することが大事です。せいぜい2、3週間ほどで良いのではないでしょうか。
それ以上いると、ずるずると結局はずっと残留してしまうことになりかねませんので。
引き止めを避けるために必要なことは、退職するという確固たる決意!
これまで、会社をやめようとした際、会社側から引き止めされても、その誘いには絶対乗ってはいけないことを解説しました。
ところで、引き止めを避けるために必要なことはなんでしょうか。
それは、退職するという確固たる決意です。
なぜなら、退職に対し、曖昧な態度をとると会社側がつけこんでくるからです。
会社はとにかく遺留に努めてくるので要注意!
会社を辞める時に1番まずいのが、以下のような態度です。
- 退職するかを上司に相談してしまう
- 上司の話に耳を傾けてしまう
- 曖昧な態度をとってしまう
なぜなら、相談すると、自分が会社に残留する可能性を残してしまうからです。
相手、つまりは会社としては、あらゆる手を使って残留させようとしてきます。
結果、せっかくあなたは退職を決意したはずなのに、結局のところ会社に残ってしまい、今までと変わらない人生になってしまいかねません。
なので、退職の事は会社や上司に絶対に相談してはいけません。
上司からの熱烈な引き留めに、熱心に耳を傾けてしまうと、これもまた、あなたがその引き止めに負けて、会社に残留してしまう可能性があります。
なので、「もう決めたことです」と、上司にはきちんと言い、何を言われても、
「もう次に行くことが決まっているので無理です」
と言う確固たる態度をとり、上司の話に耳を傾けてはいけません。
例えば、退職の旨を上司に伝えた際、給料倍にするから残ってくれと言われた際、そこで考え込んでしまったらだめです。
退職を決意しているはずなのに、一瞬残留に心が揺らぐような、曖昧な態度をとってしまうと、上司からの立て続けの引き留め工作に負けてしまい、その誘惑に騙されて結果的に会社に残ることになってしまいます。
なので、曖昧な態度を取らず、もう決まったことですと、確固たる決意で退職の旨を伝えるべきです。
自社で起こった出来事:会社側の遺留工作に屈した悲しき管理職の話
これは自分の会社で実際にあった話ですが、ある優秀な管理職の方が、会社を辞めようとしていました。
その方は、若くして管理職になったのですが、若いせいか、管理職ならではの雑用を、年配管理職に頼まれることが嫌で退職を決意したそうです。
そして、次の会社も見つけ内定を取り、いざやめようかと言うところで、部長の説得に負けてしまい、結果的に会社に残留してしまいました。
その管理職は、部下に結構慕われており、辞めることを知った部下も何人かは先に退職してしまっていましたが、結果として慕っていた上司が残留することになってしまったので、先に辞めてしまった部下がかわいそうでした。
引き止めがあまりにヤバいときは退職代行も選択肢に
これまで、会社をやめようとした際、会社側から引き止めされても、その誘いには絶対乗ってはいけないことと、退職するには断固たる決意をもって会社側と接しないといけないことを解説しましたが、会社側の引き止めがあまりにしつこい、または非道徳的な場合はどうしたらよいでしょうか。
その場合は、自分だけで退職しようとせず、退職代行サービスに頼るというのも手です。
なぜなら、自分だけで対処すると消耗するだけだからです。
キレる上司を相手に疲労するくらいなら・・・
会社や上司によっては、退職を簡単に入れさせ、引き止めと言うから、意地悪をしてくるようなところもあります。
退職届を受け取らないとか、全く話を聞かない、または脅しをかけてくるなどです。
このような上司は、相手にするだけめんどくさいですよね。また、それをやり過ごすのに多大なるパワーを使うことになります。
そんなことにパワーを使う位なら、本当は次の会社に向けて準備したいですよね。
なので、このようなひどい会社や上司の場合は、退職代行サービスを使ってしまうのも手です。
退職代行サービスだとなんか会社に悪い気がするが?
「自分で退職の旨を伝えず、業者に言ってもらうなんてとんでもない」
と、思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。なぜなら、
- どのみちあなたは退職して、そこからいなくなるから
- 会社からしても、いなくなる人のことをいちいち覚えていないから
- 最近は退職代行サービス自体がメジャーとなっているから
です。
数年前なら珍しいサービスなので、実際にこのようなサービスを利用するのはちょっと後ろめたさがあったかもしれませんが、現代は気にしなくてよいのかなと。
会社側の行動を事前察知し、すんなり退職できる準備を
退職しようと思った時は、できる限りすぐに、退職した人に退職のときの様子の話を聞く、または事前に聞いておくと良いでしょう。
そうすることで、退職の旨を知らせる際に、あらかじめ心の準備ができるからです。
もうやめようと決心し、その旨を上司に伝えたのだが、確固たる退職の決意で行き、絶対に上司からの引き止めに行くしないようにしましょう。
また、退職するのが難航した場合は、構わず退職代行サービスのを使って退職してしまいましょう。
今回は以上です。