エンジニアとのコミュニケーションが苦手:タイプ別に対策をとろう
エンジニアと接する機会のある方:
エンジニアの人って、
・自分の言っていることがなかなか伝わらない
・わからないことがあっても、聞きづらい・聞けば答えてくれるけど、、聞かない限り何も言わない
エンジニアとコミュニケーションはどのようにとればいいんだろう?
今回はこのような悩みについて解説致します。
エンジニアって、技術に長けた人種であるせいか、その分コミュニケーションが苦手な人が多いですよね。
もちろん、普通に話のできるエンジニアもたくさんいるのですが、どちらかとそのほうが少なくて、ほとんどが話し下手。。。今回はそんな人と会話するときの話です。
エンジニアとのコミュニケーションが苦手:タイプ別に対策をとろう
対策は以下となります。
- タイプ①:会話自体に慣れていない人
- タイプ②:専門用語を多用してくる人
- タイプ③:相手の表情を見ないで話しをしてくる人
- タイプ④:常に相手を否定してくる人
①会話自体に慣れていない人【対策:短く、諭すように会話する】
エンジニアの場合、そもそもこれまでの人生で、人とあまり会話をしてこなかったと思われる人がゴロゴロいます。
なので、会話自体に慣れていません。そのようなタイプの場合は、以下のようにコミュニケーションをとりましょう。
- 一回の会話を短く切って話す
- 諭すように話す
- 紙に書きながら話す
なぜなら、相手は聞くことも話すことも慣れていないから、まずはこちらから口を開く必要があるからです。
- 残念な例:「この仕様のここについて、これが前回機種と同じ機能か知りませんが、Aの入力が入った場合にBってこうなりますよね?なぜなら・・・」
- 短く切った例:「〇〇仕様について聞いてよいでしょうか?」「ここって前回機種と同じ機能ですよね?「Aの入力が入った場合、Bはこうなりますかね?」
こんな感じで、話を短く切りながら会話すると、都度相手の反応を見ながら会話できるのでよいかと。
このように、そもそも会話が苦手なエンジニアと語る場合は、会話を短くし、やさしく話す、時には紙を使い、図を書きながら会話するとよいのかなと。
②専門用語を多用する人【対策:都度質問しながら会話する】
やたらめったら難しい用語や横文字を多用する人っていますよね。
エンジニアの場合、開発職であるため、開発の用語をバンバン使うことも予想されます。そのような場合は、都度その用語の意味を質問しながら会話するかないのかなと。
なぜなら、その意味を知らないと話が前に進まないから・・・。
「なんだ。エンジニア用語は毎回聞けばいいんだな」
って、話になりますが、さすがに何も調べず、丸腰で話にいくのはやめましょう。
話が長くなる上に、下手したら本題に入る前に話が発散してしまうので。
③相手の表情を見ないで話す人【対策:最低限の会話に留める】
こんな人よくいますよね。
- 話かけても、PCを入力しながら話をする人
- 資料を見ながら話をする人
このような人と会話することになった際は、最低限の会話に留めるようにすればよいのかなと。
なぜなら、このような人はまじめに話をするだけイライラするし、無駄なので。
建設的な会話を心掛けるのは大事ですが、とにかく聞きたいことを淡々と質問し、それ以外の余計なことは話さない、でよいでしょう。
- やめたほうがいい聞き方:「〇〇の件、先週に要求追加となったのでいろいろ調整中かと思いますが、仕様書っていまどんな感じでしょうか?」
- さくっとした聞き方「〇〇の件、仕様書ってできました?」これだけでよいかと。
④常に相手を否定する人【対策:代案を問う】
レビューとかでいますよね。こういう人。そんな人に対しては、否定に対し、その代案を問うとよいです。
なぜなら、こういう輩とまともに話をしても、常に否定しかせず、イライラするし時間の無駄だからです。
- 「それ、〇〇だと△△になるからだめじゃん。なんでこうしたの?」
- 「なるほど。そうですね。ではどうしたらよいでしょうか?いい案があるならそちらを検討したいので教えてください」
こうすることで、否定にはイライラしますが、結果として代案がもらえるので、話は前に進みます。
相手がエンジニアうんぬんの前に、自分の態度を改めよう
これまで、コミュニケーションが苦手なエンジニアと接する際は、そのエンジニアのタイプを大きく4つに分類し、そのタイプ別に対策を解説しましたが、
「エンジニアはコミュニケーションが苦手だから大変だな」
と、思うだけでなく、自分自身も変わろう。即ち、自分自身も、相手がコミュニケーションをとりやすいような態度を心がけましょう。
なぜなら、相手うんぬんの前に、自分が相手に話しやすい、または話してもいいかなと思わせるような態度をとることで、コミュニケーションがスムーズにいくことがあるからです。
難しいことは必要なし
基本は以下です。
- あいさつ
- 笑顔
- あいづちをうつ
- 復唱する
わりと当たり前の話かもしれませんが、どれだけ実行できていますかね?
- あいさつ:おめーから挨拶しろや
- 笑顔:疲れてるから無理
- あいづち:淡々と話し始めてしまう
- 復唱:しない
こんな感じじゃないですかね普段は。
なので、意識的にこれらを改善するだけで、じぶんとしては
「あなたと話す準備できてます!」
と、言えるので、あとは相手次第とはなりますが、よいコミュニケーションがとれるのではないでしょうか。
もちろんそれでもメンドイ人はいます
ここまで書くと、
「自分が態度を改めれば、絶対に相手といいコミュニケーションがとれるのか」
と、思う方もいるかとしれませんが、もちろんそんなことはありません。
中には常にイジワルな人や、暗い人っていますもんね。
とはいえ、じゃあそのような人に対して、最初から反抗的な態度で接したり、バカにしたような態度で接して、果たして会話の目的は果たせますでしょうか?
プライベートならともかく、仕事でそのような人とかかわるわけであり、その場合は、やはりまずは自分からよいコミュニケーションをとったほうが早いのではないでしょうか。
なので、やはりイジワルな人と仕事で会話するときも、まずは自分の態度をしっかりしたほうがよいのです。
仕事してるといろんな人がいます
エンジニアも、そうでない方も、いろんな人がいますよね。そして、仕事の場合、どうしても会話しないといけない機会があります。
なので、まずは自分自身がしっかりした態度をとり、あとは相手の特徴に応じて、接し方を決めていけばいいのかなと。
今回は以上です。