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リーダーとして、人を動かすために必要なこと【山本五十六から学ぶ】

WORK Working

仕事でリーダーなど、作業をお願いする立場の方:メンバがなかなか動いてくれないよぉ。自分の仕事の頼み方悪いのかなぁ?それともじぶんが頼むからやってくれないのかなぁ?

大東亜戦争中の日本の軍人、山本五十六の言葉でこんな言葉があります。

「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。」
これはリーダー論にもつながる言葉ですので、この言葉をベースに疑問への解説をしていきます。

これを書いたじぶんはこんな人です学卒後、組み込みソフトウェアエンジニアに従事。これまで、ソフトウェア開発チーム、及び製品開発のリーダーを経験。自分の領域であるソフトウェア領域に留まらず、慣れないながらも、ハードウェア、通信の担当者に、リーダーとして作業指示を出し、機種開発を管理している。

リーダーとして、人を動かすために、まず自分がやってみせよう

山本五十六の言葉にもあるように、人に動いてもらうには、まずは自分が動くことからはじめましょう。なぜなら、自分から動かないと、動いてもらう側からすると、

  • ・丸投げされた感がでるから
  • ・やってやろうという気にならないから

受け手がこのような気持ちとなってしまうからです。
丸投げのような頼み方では、受けた側はあまりいい気分にねりませんもんね。

さらに、「それってじぶんでやればいいのでは」と思われてたら相手は絶対に引き受けてくれません。

【失敗談】前準備すらせずにテストを依頼してしまった

テスト担当者にテスト作業を依頼する際、この機能の検証を進めてほしいというレベルのお願いをしてしまいました。

結論、受けてはきちんとテストを実施してくれたのですが、あとから別の人に聞いたところ、あまり快く思っていなかったようです。その背景としては、

  • テスト機材が予約されておらず、確保に大変だった
  • その他、必要な機材もどこにあるかわからず大変だった

と、いうものでした。

たしかに、テスト工程をお願いする以上、必要機材の洗い出しと準備くらいは、仕事の依頼元、即ち自分のほうで予め行うことで、「やってみせる」べきでした。

【成功例】期間、前準備までやり、快く引き受けてくれた

図面の作成をする必要がでてきて、担当者にその作業をお願いしたのだが、そのときにやったのは、事前準備として、今回客先からきた図面変更要求の洗い出しを行い、その上で、まずは担当者と打合せの場をもつようにしました。そこで、

  • 今回の変更の背景
  • 変更箇所の説明
  • 必要な図面の指定
  • その他質疑応答

を、ていねいに行うことで、受け手も快く作業を引き受けてくれました。

また、その打ち合わせの際は、客先に確認しないとわからないような不明点が出ましたが、それもその場で客先に電話することで、即解決することにより、受け手も不明点なく作業ができました。

最初の失敗例との違いは、作業前にじぶんから担当者に、

  • 作業着手の準備をした上で、
  • 作業の説明、質疑応答をすることで疑問点をなくし、
  • その上で作業を依頼

この手順を踏むことにより、「やってみせた」ことだと感じています。

やることを明確にして「いってきかせ」ましょう

お願いする仕事の内容を詳細に「いってきかせ」ないと、人は動きません。なぜなら、やることが明確じゃないと

  • 人は動けないから
  • 別の人からもお願いされた場合、そちらを優先してしまうから

です。

仕事お願いして安心してたらやっていなかった

作業をお願いしたら、「わかりました」と、いうので安心し、後日終わったかどうかを確認したところ、なんと作業着手自体していませんでした。

理由をきくと、

「そのあとAさんからも別の作業を頼まれ、そちらのほうがやる内容が明白かつ期限が近かった。」

「あなたの作業指示は曖昧だし、期限も切られていなかったので、先にAさんの仕事からやることにした」と、いうことでした。
要は、

  • いつまでに
  • 何を
  • どうするか

と、いう基本的なことを自分が言っていない、即ち「いってきかせ」ができていなかったため、作業してもらえていませんでした。
人は2つのことを頼まれると、どちらを先にやるか考えた時、

  • 作業がイメージできているもの
  • 期限がわかっているもの

このような作業から着手してしまうものです。なので、仕事をたのむときは「いってきかせ」ないといけないなと反省しました。

「やらせてみて」のあとのアフターケアをしよう

また、いざ作業の受け手が作業着手したら、それに安心して放置、終了ではなく、こちらから声掛けをするようにしましょう。

なぜなら、実際に作業することで出る課題、疑問、大変さがわかるからです。それらを作業の依頼元、つまりはリーダーとして、一緒に考えたり、対応することで、受け手も安心して作業ができるのではないでしょうか。

そして、やってもらった作業に感謝し、それを受け手に伝えることも大事。即ち「ほめてやらねば」です。やはりじぶんのことを肯定されるとうれしいじゃないですか。苦労してやったかいがあるな、とか。

なので、一緒に考え、ほめてあげることで、人は動き、結果としてじぶんも助かるものだと感じております。

ここまで、じぶんの作業指示の失敗談を中心に、どうすればいいのかを山本五十六の言葉を使って解説しました。

「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。」

この言葉を常にアタマに入れ、人を動かしていきましょう。
今回は以上です。

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