ki-ki-blog Written by ⚽kaz±

【エンジニアの方】新規事業に手をあげ、仕事中に勉強時間を作ろう

Engineering SE

エンジニアとして働いているが、仕事が忙しくてなかなか勉強の時間がとれない。みんないつ勉強しているのだろうか。

今回はこんな悩みについて解説します。

これを書いた自分はこんな人です学卒後、組み込みソフトウェアエンジニアに従事。バージョン管理ツール導入や、ソフトウェアプロセス認証取得を推進経験あり。これらは社内に知見のない内容だったので、社内で勉強、社外セミナーも受け、会社の費用でアセッサー資格まで取得。

【エンジニア】新規事業に手をあげ、仕事中に勉強時間を作ろう

エンジニアとして、勉強時間をどのように確保すればよいのでしょう。

やり方としては、新規事業に手をあげ、それを推進するだけです。

こうする過程で、仕事中に勉強が可能となります。なぜかというと、

  • 新規事業の場合、社内に知見が全くない場合が多く、じぶんから情報を得る必要があるから
  • それにより、堂々と社内で勉強でき、場合によっては社外セミナーもどんどん受講できてしまうから

要は、社内に知見がない業務を率先して行うことで、仕事中に合法的に勉強してしまいましょうということです。

今はやりのワードから新規事業を作ろうIoT、サイバーセキュリティ、クラウド、RCP、テレワークなど、今流行りの事業について、じぶんがいる会社に、これらは何かしら該当するのではないでしょうか。

なので、ここらをキーワードに、自ら新規事業を立ち上げ、それを推進してしまってはどうでしょうか。

新規事業と書くと、なんか壮大でプレッシャーもかなりありそうなので、改善作業くらいの意識でもよいかと。

「今、仕事でやってるこの作業、こういう技術を使えばこれだけ楽になります」と、いうのを上司に打ち上げ、それをじぶんのメイン業務にしましょう。

ここで、最初に改善作業をするのなら、なるべくコストがかからないものにしましょう。例えば、独学で勉強してそれをアウトプットすればよいようなものです。

会社や上司によって異なるのでなんとも言えませんが、その程度なら、大がかりなパワポ資料や、正確な効果や数字はそれほど必要ないのではないでしょうか。
ここにお金がかかると、稟議とか、メンドクサイことが出てくるので、まずはこのレベルからやってみてはいかがでしょうか。

構成管理についてネットでしらべまくった過去

今の会社に入社したとき、バージョン管理、Webエンジニアでいうと、Git hubのようなツールが社内にありませんでした。

そのため、社内の開発成果物は共通サーバに置くのみで、バージョン管理はやっておりませんでした。やってもファイル名に日付をつけて管理するレベル。とてもバージョン管理とはいえません。

なので、まずは管理ツールを導入する必要があり、それを自ら手をあげることで推進しました。

  • ツール調査
  • ツールのベンチマーク
  • サーバ知識、構成管理知識
  • プロセス構築

と、いろんな作業をしましたが、これらすべて、最初はネットで調べて、それでもだめな場合は社外セミナーに参加したり、社内にコンサルタントを招集することで知識をつけ、推進しました。

もちろん、すべてを業務中に行っています。

このように、社内に知見がない分野を推進することで、業務中に合法的に勉強することで、仕事の成功はもちろん、自分自身も構成管理の知識がかなりつきました。

どさくさに紛れて、サーバOSのセミナーを受講した過去

先ほども少し書きましたが、管理ツールの導入に伴い、サーバを準備する必要がありました。

当時(2011年)は情報システム部の言いなりとなり、拠点にサーバを立てました。クラウドとかまだだったので。

実際の業務としては、サーバを自部門費用で購入すれば、あとは情報システム部が全部やってくれたのですが、ここもどさくさに紛れて、自分もサーバの知識をつけることにしました。

上司には、「サーバを立てるが、その知識がないので社外セミナーにいきたい」と言い、見事サーバ管理の社外セミナーを受講。

これもまた、業務中に合法的に勉強できた例でした。

業務外の知識も場合によっては社内で勉強が可能です

ここまで書くと、

「それってあくまで仕事に関する勉強の話でしょ?じゃあ、仕事外のことを勉強したくなったらどうするの?」

と、いう疑問をもつかもしれませんが、これも、仕事中に行うことが可能な場合があります。

どうすればよいかというと、勉強しようとしている内容を、仕事にしてしまえばよいのです。

VBAの勉強をした例

じぶんの仕事は組み込みソフトウェアの開発であるため、仕様言語はCでした。とはいえ、エンジニアとしていろんなテストや検証をする中で、エクセルの作業は必須。

そして、その作業量も多い。なので、マクロをどうしても活用する必要があり、それを業務中に行いました。
具体的には、構成管理用のマクロを作ったのですが、

  1. 今やらないといけない作業とその理由を上司に説明する
  2. それをどうすれば実現できるかも説明する
  3. 作業に着手する

こんな感じで、業務中にイチからVBAを勉強し、その知識を身につけると共に、業務の成果も出すことができました。

今回は、会社でやらないといけないことと、自分が勉強したい分野を結びつけることで、結果として仕事中に合法的に勉強した事例でした。

プライベートの勉強時間を確保するには

今回は、仕事中にいかに勉強するかを解説していますが、プライベートでいかに効率よく勉強するかはこちらの記事で解説しております。
>>ランニング&勉強で、運動と勉強を同時にやっちゃいましょう

なるべく仕事中に勉強することで、トータル学習時間を増やそう

勉強はなるべく仕事中にやれるに越したことはないので、

  • 新規事業に手をあげ、それを推進する中で勉強する
  • 会社でやらないといけないことと、じぶんの勉強したいことを結びつける

これらをすることで、仕事中に合法的に勉強することが可能となり、プライベートでは別のことができます。

このやり方を使って、自分自身をどんどん高めていき、次なるステップアップをしていきましょう。

今回は以上です。

人気記事プログラミングスクール多すぎ!どう選ぶの?【4つの指標で選ぼう】

人気記事【テレワークで太った!】運動不足を解消しないと!【対策あり】